「マキシマム・リスク」
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
- 発売日: 2005/06/22
- メディア: DVD
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南仏ニースで派手なカーチェイスの末に事故死した男。自分に瓜二つの顔の死体を見た警官アラン(ジャン=クロード・ヴァンダム)は、それが出生直後に生き別れとなった双子の弟ミカエルだと知る。
弟はなぜ死ななくてはならなかったのか? 真相を探るためニューヨークに旅立つアランだったが…
セガールの大味なアクション映画に慣れた私には、ロケ地がニースってのも含めて随分おしゃれなアクション作品に思えた。
NYで知り合ったタクシードライバーが流れ弾に当たり命を落とすときも、セガールなら無視するだろうところを、ヴァンダムは「小説家志望なら小説は家の中で書いていればよかったのに…」とちゃんと相手のキャラクターにあわせた弔いの言葉を吐ける。服を脱ぎはじめた弟の恋人にも「できない…俺はミカエルじゃないんだ」と誠実なところを見せるし。ま、あとで結局デキるんだけど。
ニースに戻ってからのFBIやロシアンマフィアとの死闘も、単に格闘だけでなくカーチェイスあり射撃ありナイフあり。エレベーターの中、街頭の市、精肉工場…と場面にも変化があって楽しかった。
中盤で出てきたサウナの場面、あれはちょっとしたサービスなんだろうけど、ああいう社交の場みたいなサウナがNYにはあるのかな?