スパイゲーム

スパイ・ゲーム [DVD]
Spy Game
2001・アメリ
主な出演者:ロバート・レッドフォードブラッド・ピットキャサリン・マコーマック  監督:トニー・スコット

1991年。ベルリンの壁崩壊と時を同じくして、CIAエージェントのミュアー(レッドフォード)は定年を迎えるが、退官のまさにその日、かつて自分が育て上げたスパイ、ビショップ(ピット)が中国で任務に失敗し囚われの身となる。
外交戦術のため見殺しにされそうな愛弟子を救うため、単身立ち上がるミュアーだったが…

昔から、そう「リバー・ランズ・スルー・イット」の頃から、言われ続けてきたこと。「ブラピと若い頃のレッドフォードは瓜二つ」
瓜二つか兄弟のようだかは定かではありませんが、確かに髪の色とか顔の感じは似ています。背の高さ(低さ)から言うと、むしろレッドフォードのほうが弟って気もするけど。
本作ではその新旧ブロンド美男子が、ついに共演!ってことで盛り上がってました。
しかしまあ、えてしてこういうスター夢の共演モノは、共演自体に意義が有るわけで。作品の出来不出来なんてこの際どうでもいいのよ…って結果になることが多いですな。
本作がまさにソレ。


レッドフォードのために、渋いセリフもいくつか用意されてるんですよ。
「ノアはいつ方舟を準備した? …雨が降り出す前だ(Before the rain)」とか。スパイ愛飲の酒を聞かれ「Scotch...Never less than 12 yearsold(スコッチ…12年物以上の)」とかさ。グレンリベット12年をストレートでクイッと引っ掛けたりして。いいね、いいね。
で、まあ年齢的にもレッドフォードにシヴいところは任せておいて、ブラピ氏がアクションとラブを担当することになるのですが…。なんだかねえ。今さらブラピが無鉄砲な青年スパイ役ってのも、どうかと思うよ。ちょっと違和感。


スパイっていうカテゴリー自体もねえ、やっぱ冷戦とともに過去の遺物になった気がしませんか? ハッキングやウイルスが当たり前の今の世の中で、スパイってもの自体のアイデンティティっつーか役割みたいなのも、だいぶ変わってきてるでしょ。俺でも想像つきますもん。
そんな時代に、懐古趣味だかなんだか、いきなり「スパイゲーム」って言われても、ねえ??
おまけに老スパイの孤軍奮闘でまんまと救出できるくらいの捕虜なら、CIAきちんとが乗り出してちゃんとした作戦で最初から救ってやれっつーの!


気になったのは、香港とベルリンで、やたら画面にデカデカ出てた日本企業の看板。
パナソニックと某フジフィルムのものですが…深い意味はないのかな? 日本人向けのリップサービス